コレクションケース 壁掛けタイプの選び方|フィギュア・ガンプラに最適
フィギュアやガンプラをコレクションケースで壁掛け収納すれば、床面積を使わずスタイリッシュにディスプレイできます。しかし、壁掛けタイプのコレクションケースはサイズ・素材・棚板の構造・取り付け方によって仕上がりが大きく変わります。この記事では、壁掛けコレクションケースの選び方ポイントから、フィギュア・ガンプラ別のおすすめ条件、アクリルとガラスの違いまで、プロが詳しく解説します。
フィギュアやガンプラを壁に飾るのに憧れているけど「どう選べばいいの?」「取り付けが難しそう」と思っている方いませんか?この記事では、壁掛けコレクションケースの選び方と飾り方のコツを先輩社員に教わりながら丁寧に解説します!
もくじ
壁掛けコレクションケースとは?置き型との違いと特徴
壁掛けコレクションケースとは、壁面に直接取り付けて使うディスプレイ収納のことです。床に置く「置き型」とは異なり、壁面を有効活用できるため部屋のスペースを圧迫しないのが最大のメリットです。見上げるような高さに飾ることで、コレクションを美術館のような雰囲気でギャラリー展示できます。
| 比較項目 | 壁掛けタイプ | 置き型タイプ |
|---|---|---|
| スペース | 床面積を使わない | 設置スペースが必要 |
| 展示の雰囲気 | ギャラリー・美術館風 | 棚・家具的な雰囲気 |
| 収納量 | 1段~数段(コンパクト) | 多段・大容量も可 |
| 移動のしやすさ | 壁に固定のため移動困難 | キャスター付きなら移動可 |
| 取り付けの手間 | 壁への穴あけ・固定が必要 | 置くだけでOK |
| 耐荷重の管理 | 壁の構造・アンカー選定が重要 | 製品スペックのみ確認 |
壁掛けタイプはコレクションを「見せる収納」として飾りたい方に特に向いています。フィギュア・ガンプラ・ドール・ミニカーなど、小~中サイズのアイテムを美しくディスプレイするのに最適です。

壁掛けコレクションケースの選び方 5つのポイント
壁掛けコレクションケースを選ぶときに確認すべきポイントは主に5つです。飾るアイテムの特性と部屋のレイアウトを照らし合わせながら選びましょう。
1. サイズ・奥行きで選ぶ
ケースのサイズと奥行きは、飾るアイテムに合わせて選ぶことが最重要です。奥行きが浅すぎると大型フィギュアがはみ出し、深すぎると小物が奥に埋もれて見えにくくなります。
- 1/12スケールフィギュア(約14~16cm):奥行き15~20cm程度が目安
- 1/8スケールフィギュア(約22~25cm):奥行き20~25cm程度が目安
- 1/7スケールフィギュア(約25~30cm):奥行き25~30cm以上が必要
- HGガンプラ(約13cm前後):奥行き15cm程度でOK
- MGガンプラ(約20~25cm):奥行き20~25cm程度が目安
- RGガンプラ(約14~16cm):奥行き15~20cm程度が目安
2. 素材(アクリル・ガラス・木製)で選ぶ
壁掛けコレクションケースの素材はアクリル・ガラス・木製(メラミン化粧板等)の3種類が主流です。それぞれに長所と短所があるため、用途と優先事項に合わせて選びましょう。
- アクリル製:軽量で透明度が高く、割れにくい。壁掛けに最適な素材。UVカット加工品はフィギュアの日焼け対策にも有効
- ガラス製:重厚感があり高級感が出る。ただし重量があるため壁への負荷が大きく、割れると危険なため設置場所を選ぶ
- 木製(メラミン化粧板など):背板・棚板部分に使われることが多い。色味のあるデザインが豊富だが透明感はない
3. 扉の有無・開き方で選ぶ
扉があるケースはホコリや汚れからコレクションを守れます。扉の開き方は主に次の3種類です。
- 前開き(ヒンジ扉):最も一般的。開閉しやすいが、扉を開くための前面スペースが必要
- 引き戸(スライド):前面スペースを取らないため、壁掛けケースに向く。ただし全開にならないため取り出しにくい場合も
- 扉なし(オープン棚):取り出しやすく通気性が良い。ホコリはつきやすいが、コレクションを最大限見せたい方に人気
4. 棚板の段数・可動性で選ぶ
棚板が高さ調節できる可動式タイプだと、背の高いフィギュアと小さなアイテムを同じケース内に上手く収められます。固定式は構造がシンプルで強度が出やすい反面、アイテムの高さに合わせた変更が難しくなります。
5. LED照明の有無で選ぶ
LED照明付きのコレクションケースは、コレクションの見栄えを格段に上げることができます。特に夜間の演出効果が高く、ショーケースのようなプロっぽい雰囲気になります。購入前に「電源の取り回し(コンセント位置)」と「LED色温度(電球色・白色)」を確認しておきましょう。

フィギュア用の壁掛けコレクションケースの選び方
フィギュア収納に壁掛けケースを使う場合、特に押さえておきたいポイントがあります。
- UVカット素材を選ぶ:フィギュアの塗装は紫外線で黄ばみ・褪色が進むため、UVカット加工のアクリルや紫外線カットフィルム貼りのガラス製が理想的ですが、通常のアクリル板でも90%の紫外線カットが可能です。
- 密閉性を確認する:ホコリはフィギュアの大敵。前面に扉があり、天板・側面の隙間が少ないケースを選びましょう
- スケールに合った奥行きを:1/8スケール(約22~25cm)以上のフィギュアは特に奥行きを実測してから選ぶことが重要です
- 背景のカラーを検討する:黒や白など単色の背板があるとフィギュアが映えやすくなります
アクリル加工専門スタッフからのアドバイス
![]() 株式会社ヒョーシン
入社4年目 田中くん |
| フィギュアをケースに入れるときに意外と見落とされるのが「奥行き+高さ+幅の3サイズ確認」です。特にポーズをとっているフィギュアは腕や武器パーツが想定外に広がっていることが多く、ケースに入れようとしたらはみ出したという失敗が多いです。購入前に必ずフィギュアの最大横幅・高さ・奥行きを実測して、ケースの内寸と比べるようにしてください。 |
ガンプラ・プラモデル用の壁掛けケース選び方
ガンプラやプラモデルを壁掛けケースに飾る場合は、フィギュアとは少し異なる視点で選ぶことが重要です。
- オープンシェルフ(扉なし)も有効:ガンプラは動かして飾ることが多く、頻繁に取り出すならオープン棚が使いやすい。ホコリはマメに払うことで対応
- 棚板の耐荷重を確認:MGやPGなど大型ガンプラは意外と重量があるため、1段あたりの耐荷重を必ず確認しましょう
- 複数段・高さ調節できるタイプが便利:HG・RG・MGなどスケールが異なるキットを混在させる場合は高さ調節可能な棚板タイプが最適
- 照明があると完成度UP:ガンプラのメタリックや発光ギミックはLED照明で見栄えが増します。ランナー状態でバックライトを入れる演出も人気

壁掛けアクリルケースと壁掛けガラスケース どちらがいい?
壁掛けコレクションケースで最もよく比較されるのがアクリル製とガラス製です。透明度・軽さ・安全性・価格など、様々な観点で違いがあります。
| 比較項目 | アクリル製 | ガラス製 |
|---|---|---|
| 透明度(光線透過率) | 約92~93%(代表値) | 約90~92%(一般的な透明ガラス) |
| 重さ | 軽い(ガラスの約半分) | 重い(壁への負荷大) |
| 耐衝撃性 | 割れにくく安全 | 割れると破片が危険 |
| 傷つきやすさ | 傷がつきやすい | 傷はつきにくい |
| UVカット | UVカット加工品あり | UVカットガラスは高価 |
| 加工のしやすさ | オーダーサイズに対応しやすい | 加工に専用設備が必要 |
| 価格目安 | 比較的安価~中価格 | 中価格~高価格 |
壁掛け用途ではアクリル製が特に有利です。壁への固定強度が求められる壁掛けケースでは、軽量なアクリルの方が取り付け部分への負担が少なく、万が一落下してもガラスのように破片が飛び散るリスクがありません。
アクリル加工専門スタッフからのアドバイス
![]() 株式会社ヒョーシン
中川工場長 |
| アクリル板の光線透過率は約92~93%(代表値)で、一般的な透明ガラスとほぼ同等かそれ以上の透明度があります。さらに比重がガラスのおよそ半分と軽量なので、壁掛け用途では壁への固定強度を抑えられるというメリットがあります。また、万が一ケースが落下してもガラスのように粉砕せず割れにくいため、小さなお子様がいるご家庭やペットがいる部屋での使用にも安心です。アクリルの欠点としては、余り大きなサイズに対応出来ないことです。たわみが発生する大きさになると扉の開閉等にも影響が出てきます。 |
飾るもの別!壁掛けケースの推奨サイズ早見表
どのサイズのケースを選べばよいか迷ったときに参考にしてください。以下の数値はあくまで目安です。購入前に飾りたいアイテムを実測した上で確認することをおすすめします。
| 飾るアイテム | 奥行き目安 | 1段あたりの高さ目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| HGガンプラ(1/144スケール) | 15~18cm | 18~22cm | 武器パーツの幅に注意 |
| RGガンプラ(1/144スケール) | 15~20cm | 18~22cm | 精密パーツが多いため密閉推奨 |
| MGガンプラ(1/100スケール) | 20~25cm | 24~30cm | ポーズにより高さ要確認 |
| 1/12スケールフィギュア | 15~20cm | 18~22cm | ヘッドパーツの高さ含む |
| 1/8スケールフィギュア | 20~25cm | 25~32cm | 台座込みの高さで確認 |
| 1/7スケールフィギュア | 25~30cm | 30~38cm | 大型なので余裕のある奥行きを |
| ミニカー(1/43・1/64) | 10~15cm | 10~15cm | 複数台なら浅いケースが見やすい |

壁掛けコレクションケースの取り付け方と耐荷重の注意点
壁掛けケースの取り付けで最も注意が必要なのは壁の素材と耐荷重です。壁の種類によって使用できるビスや金具が異なります。
壁の種類別 取り付け方の目安
- 木造(石膏ボード+下地あり):下地(柱・間柱)を探して木ネジで固定するのが最も安全。下地センサー(スタッドファインダー)で位置を確認
- 木造(石膏ボードのみ・下地なし):石膏ボードアンカーやトグルアンカーを使う。製品の推奨耐荷重を守ること
- コンクリート・RC造:振動ドリルでアンカーを打ち込む必要がある。賃貸の場合は管理規約を確認
- 賃貸・穴をあけたくない場合:石膏ボード用の穴が目立たない小径ピンや、壁面固定不要の「突っ張り棚」タイプを検討する
耐荷重の確認方法
ケースの自重+中に入れるコレクションの総重量を計算し、使用する取り付け金具・アンカーの耐荷重以内に収まるか確認してください。目安として:
- 1/8スケールフィギュア1体は約200~400g前後
- アクリルケース本体(小型)は数百g~1kg前後
- ガラスケースは同サイズでアクリルの約2倍の重量
複数台まとめて飾るなら、想定の2倍程度の耐荷重がある金具を選ぶとより安心です。

アクリル製壁掛けコレクションケースをオーダーメイドで作る選択肢
市販品では「奥行きが足りない」「サイズが中途半端」「飾る場所に合わない」と感じる方も多いのではないでしょうか。そういった場合は、アクリル板をオーダーカットしてオリジナルの壁掛けケースを製作するかアクリルコレクションケースをオーダーするという選択肢があります。
- サイズを1mm単位で指定できる:飾りたいアイテムにぴったり合わせたケースが作れる
- 素材・厚み・カラーを自由に選べる:透明・乳白・スモークなど、インテリアに合わせたデザインが可能
- UVカットグレードを選べる:フィギュアの日焼け対策に最適なUVカット加工アクリルを使用できる
- 追加加工も対応可能:棚板用の溝加工・面取り・穴あけなど、組み立てを前提とした加工も依頼できる
関連記事もあわせてご参照ください:コレクションケースの選び方おすすめ・フィギュアケースはアクリルとガラスどっちがいい?・透明アクリル板の選び方
アクリル板のオーダーカット・カスタムケース製作はヒョーシンネットへ
幅10~910mm・奥行10~1800mmを1mm単位でオーダーカット。厚み1~20mm、豊富なカラー・UVカット品にも対応。コレクションケース用の棚板・側板のサイズ指定もお気軽にご相談ください。
アクリルコレクションケースのオーダーはこちら >>まとめ:壁掛けコレクションケースで理想のディスプレイを実現
壁掛けコレクションケースを選ぶときのポイントをおさらいします。
- サイズ・奥行きは飾るアイテムを実測してから選ぶ:奥行き・高さ・幅の3サイズを確認し、余裕を持ったケースを選ぶ
- 素材はアクリルが壁掛けに最適:軽量・透明・耐衝撃性に優れ、UVカット加工品でフィギュアの日焼け対策も可能
- フィギュアにはUVカット・密閉タイプ、ガンプラにはオープンや高さ調節タイプが向く
- 取り付けは壁の素材を確認し、適切なアンカーと十分な耐荷重で固定する
- 市販品でサイズが合わないときはアクリル板のオーダーカットで専用ケース製作も可能
壁面を使ったコレクションディスプレイは、部屋のスペースを有効活用しながら自分だけのギャラリー空間を作り出せる理想的な方法です。ぜひ飾りたいアイテムに合った壁掛けコレクションケースを見つけて、コレクションをもっと楽しんでください。

