【快適な生活を】生活やインテリアに使えるアクリル製品について詳しく解説
アクリル製品は、さまざまな加工が可能な樹脂です。
加工することによって、生活に役立つものを作り出すことができます。
アクリル製品の特長を踏まえたうえで、どのような製品が生活に役立つのかを、詳しく解説します。
アクリル製品をうまく生活に取り入れることで、より快適な生活を楽しみましょう。
そもそもアクリルとは合成樹脂であり、プラスチックの一種です。
プラスチックには、熱を加えると柔らかくなり、冷えると元に戻るタイプと、熱を加えると固まり、元の柔らかさには戻らないタイプの2種類があります。
アクリルは熱を加えると柔らかくなるタイプのため、加工しやすい合成樹脂です。
また、汎用樹脂と呼ばれるタイプのため、安価なのも普及している要因の一つといえます。
さまざまな製品に加工され、生活をより豊かにしてくれます。
もくじ
アクリルの特徴
アクリルは、透明度が高くガラスよりも衝撃耐性に優れているため、いろいろなものに加工して使うことができます。
ガラスのように落としたら割れて破片が飛び散って危険、ということもありません。
そのため、子どもやペットがいる家庭では、ガラスの代わりとしても重宝されています。
アクリルは強度が強く、耐久性もあるのが特徴であり、水族館の大型水槽や浴槽にまで使われています。
さまざまな特徴を持つアクリル樹脂は、加工もしやすく多くの製品として活用されているので、家の中を見渡せば気づかなかったところにも使用されているかもしれません。
生活やインテリアに使えるおすすめのアクリル製品7選
アクリル製品は、募金箱やパイプなどさまざまな製品として加工され、生活に便利に使用されています。
ここでは、どのような製品に加工されているのか、生活をより豊かにするためにどのような製品が役立つのかなどを詳しく解説します。
アクリル製品についてしっかり把握して、より便利な生活を手に入れましょう。
①パーテーション
アクリル製品としてよく見かけるのは、パーテーションではないでしょうか。
飲食店や銀行、会社などさまざまな場所で見かける透明の仕切りが、アクリルのパーテーションです。
パーテーションがあることで、相手との間を仕切っていながらも大きく距離を取ることなく、顔を見ながら安全に話をすることができます。
もちろんアクリルのパーテーションは個人宅でも活躍できます。
透明なだけでなく、白や黒・ブラウンスモーク・ブルースモーク・ガラスエッジ・イエローエッジなどさまざまな色があります。
そのため、ちょっとした仕切り板は欲しいけど透明だと味気ない、といったときにおすすめです。
また、パーテーションと一口にいってもさまざまな形にできます。
加工しやすいという特性を利用することによって、簡易仕切りタイプやコの字タイプ、差し込みタイプなど用途に合わせて選ぶことができます。
②ペット用のトイレ
ペット用のトイレとしても、アクリル製品が活用できます。
透明なだけでなく、さまざまなカラーが注文できるので、「透明なトイレはちょっと…」という人にもおすすめです。
簡単に洗えるので、清潔に保つこともできます。
なにより、分解して持ち歩きやすいのがポイントです。
「旅行にいったらペットのトイレがなくて困った」などという経験はないでしょうか。
実際にペットを飼っていると、旅行中のトイレは大きな問題ですよね。
そういったときなどに、持ち歩きができてなおかつ衛生的に保てるアクリルのトイレはおすすめです。
③窓やドア
子どもがいる家庭では、窓やドアに使用されることもあります。
ガラスは、割れるとガラスの破片が飛び散ってとても危険です。
子どもが遊んでいるときにガラスが割れて破片でケガをした、ということはよくある話です。
もし割れて破片が飛び散ってしまったとしたら、掃除も大変です。
飛び散った細かな破片が残っていれば、足にケガをしてしまう可能性もあります。
また、ガラスが割れてしまったら修理代も高くなってしまいます。
アクリルはガラスのような透明度があり、なおかつガラスより安価で丈夫なため、子どもがいても安心できます。
そのため、危なくないように窓やドア、扉のガラスをアクリルと交換する人も増えています。
④階段の手すり部分
アクリルは、階段の手すり部分にはめ込むのもおすすめです。
透明で目立たないため、インテリアがおかしくなることもありません。
とくに子供やペット、高齢者がいる家庭であれば、手すりの下が大きく開いているのは不安、というときもあるでしょう。
アクリルの板をはめ込むことで、そういった不安から解消されます。
⑤アクリルフレーム
インテリアを充実させたい、というときには、アクリルのフレームを試してみるのもいいでしょう。
さまざまな大きさのフレームがあり、必要であればオーダーメイドすることもできます。
壁掛け型や固定型があり、写真を飾りたいときなどにおすすめです。
ポスターや押し花、絵などを飾ることもでき、部屋を華やかに彩ることができるでしょう。
透明度も高く、高級感あるアクリルのフレームは、使い方次第で個人宅だけでなく店舗やオフィスなどに飾ることもできます。
⑥液晶保護パネル
テレビの液晶を守るための保護パネルとして、アクリルを使用することもできます。
耐久力の高いアクリルであれば、テレビの液晶画面を守ることができます。
たとえば、掃除をしていて「掃除機がうっかりテレビにあたってしまって液晶パネルにひびが入ってしまった」「子どもがおもちゃをぶつけて壊れてしまった」などという経験はないでしょうか。
液晶テレビ画面の損傷は、メーカー保証されないので誤って損傷させてしまった場合は買換えなければなりません。
そういったときに、液晶を保護するためのパネルを貼っておくと、簡単に壊れることもなくなります。
アクリルであれば、透明度が高いためいちいち取り外さなくてもテレビを見ることができ、耐久力に優れているため、ちょっとしたことで割れることがありません。
たとえ割れてもガラスのように破片が飛び散ることもないため、危険がないのも魅力です。
テレビの大きさにぴったりと合わせることが可能なので、違和感なくテレビを楽しむことが可能です。
お子さんがテレビの前で遊んでいてもヒヤヒヤすることが無くなって安心です。
⑦コレクションケース
アクリルをインテリアに使うなら、コレクションケースもおすすめです。
ヒョーシンのオーダーメイドコレクションケースなら、大切なコレクションをしまうのにピッタリな大きさのケースが作れます。
透明度も高いため、中がしっかり見えるので大切なコレクションを入れるにふさわしいケースといえます。
高さや幅、奥行き、段数も好きなように選べます。
扉もスライド式だけでなく、観音扉や片開きなど、さまざまな開け方を選べます。
アクリルを活用することで、すっきりと片付けることができ、見栄えもよいです。
できるだけ高級感を出したい・カラーを好きなように選びたいなど、さまざまな要望に応えることができるのも、アクリルのコレクションケースならではです。
「コレクションが増えすぎて部屋が片付かない」といったときには、ぜひ活用してみて下さい。
アクリルは繊維としても活用されている
アクリルは、ただ単にインテリア用品として活用できるだけではありません。
繊維としても活用されていて、合成繊維ながらもその性質がウールに似ていることから、多く注目されています。
その特徴は、以下の通りです。
- 軽い
- 暖かい
- 発色が良い
- さまざまな形状にできる
アクリル繊維は、水に浮くほど軽いのが特徴です。
とても軽いので、繊維として服を作成したときにも軽い服ができあがります。
また、アクリルで作成した服はウールのように暖かく、しわになりにくいのが特徴です。
そのほか、日光に対する耐性があるため、長時間日光にさらしていてもそこまで変化がありません。
発色もよく、さまざまなカラーにできるのもうれしい特徴といえます。
保湿性もあり、何よりさまざまな形状にできるのがポイントです。
手触りが変えられる
アクリル繊維の特徴の一つに、形状を変えられるというものがあります。
形状を変えることによって、手触りや風合いが違ってくるので、好みのアクリル繊維で服を作ることができます。
また、服だけではなく、カーペットやぬいぐるみ、カーテンやクッションまで作ることができます。
中には桂の材料として使われることもあり、アクリル繊維は生活の大部分に使われているといっても過言ではありません。
ただし、アクリル繊維には静電気が発生しやすい・毛玉ができやすいといったデメリットもあるため、注意が必要です。
アクリルはオフィスや店舗でも使用されている
アクリルが活用されているのは、個人宅だけではありません。
アクリルは多くのオフィスや店舗でも使用されていて、「アクリルがないと困る」という店舗も多いでしょう。
一見しただけでは、どこに使われているかわからないという人も多くいますが、アクリルはさまざまな場面で使用されています。
ここでは、店舗やオフィスのどういった部分でアクリルが使用されているのか、詳しく紹介します。
どのような使い方をされているのかを把握して、必要な部分に導入してみましょう。
①ショーケース
一般家庭ではコレクションケースのように小さなケースで使用されているアクリルは、店舗ではショーケースとしても使用されています。
ショーケースのような大きなものをガラスで作ると、重くて持ち運びが大変です。
価格も高く、壊れた時に危険もあります。
アクリルは小さなケースだけでなく、ショーケースのように大きなケースを作ることも可能で、ガラスよりも軽くて安価なので使用している店舗は多くあります。
透明度が高く、中身がはっきり見えるのもポイントです。
耐久性もあるので、簡単に壊れることもありません。人の出入りが激しい店舗であればなおさら、アクリルがおすすめといえるでしょう。
②スタンド
商品を飾るスタンドとして使用されているのも、アクリルであることが多いです。
カバンや靴、財布などといった商品をより良く見せるため、透明なスタンドが後ろに置かれているのを見たことがある、という人も多いのではないでしょうか。
小さくて軽く、落としても割れない丈夫なスタンドは、アクリルであることがほとんどです。
透明なだけでなく、店舗のインテリアに合わせてさまざまなカラーが選択できるのも利点です。
形状も、飾る品物に合わせていろいろなものを注文することができ、店舗や品物のイメージを崩すこともありません。
個人宅でも、ブックスタンドなどを使用してみると、インテリアもしやすく本の整理もしやすいのではないでしょうか。
「本がたくさんあって片付かない」といったときには、アクリルのブックスタンドを活用してみるのもおすすめです。
③ケース
ディスプレイ用のケースとしても人気なのが、アクリルのケースです。
五月人形や雛人形をガラスのケースに入れると、子どもがそばに近寄ったときに危険があります。
そんなときに使われるのが、アクリルケースです。
多少あたっても落としても、ガラスのように割れることはありません。
そのため、危険が少ないのがポイントです。
オフィスにちょっとした物品を展示したいとき、陳列ディスプレイとしても使えます。
とくにイベントなどでブースに展示品を並べたいときなどには、ガラスケースよりもアクリルケースの方が設置しやすく、おすすめです。
④水槽
アクリルは、水槽にも使われています。
「水槽はガラスだろう」と思っている人も多くいますが、すべてがガラスというわけではありません。
大型の水槽であっても、アクリルが使用されているケースは珍しくありません。
水圧に耐えられるくらい厚いアクリルであっても、中がしっかり見えるだけの透明度があるためです。
アクリルは、ガラスよりも軽量なため、設置できる場所を選ばないのがポイントです。
ガラスよりも柔らかく傷つきやすいというデメリットはあるものの、衝撃には強いという特徴があり、そのために地震対策として使用されることが多くあります。
地震が起きて落下しても、ガラスのように破片が飛び散ってけがをする、ということがないからです。
個人宅から水族館まで、アクリルの水槽はさまざまなところで使用されています。
まとめ
アクリルは、生活のさまざまな場所に使われています。
その用途は幅広く、アクリルの特徴を生かして形状もさまざまです。
とくに子どもやペット、高齢者がいる家庭では、ガラスよりもアクリルの方が重宝されることもあります。
アクリルは柔らかく傷がつきやすいですが、衝撃に強く、割れても破片が飛び散ることがありません。
そのため、地震が多い地域では、とくにおすすめといえるでしょう。
アクリル製品をうまく生活に取り入れて、より彩り豊かな生活空間を演出しましょう。